部屋探しの情報収集を手伝う

部屋探しを終える迄、禁酒するぜ。「へ?冗談…いや、嘘よね?」本当だ。「冗談。酒豪ともいわれた貴方が呑まず、一体何を取り得に生きる訳?」

言うな、これも宿命さ。部屋探しに専念せねば、俺も…;きっと呑まれちゃうから。「時代に?」うん。

「嗚呼…なんと。じゃあ毎日、何を楽しみに生きると?日々仕事を終え、ご飯、風呂済ませ、一杯やる事。これを楽しみと言った言葉。全部嘘だった訳?」

分かってくれよ。これは俺にとってやらねばならぬ事なのだ、絶対さ。決めた事!男が一度吐いたセリフ、大金を積んでも変えられぬ…。

部屋探し、成し遂げるまで、辛く苦しき日々続くであろうが、辛抱を頼む。「そんな…夫が…」失望?

「いえ…主人の決心、理解出来、妻の私も誇り高く感じますわ」部屋探し、協力頼む。「勿論。情報収集他、手伝うよ!」

好条件の借家、一刻最早く探さねば。「まったく、じゃなければ大好きな趣味すら無き、空虚が続く…最悪よ」大丈夫、すぐ終える。